22年間、自分の怒りに負け続けた元公務員が明かす、アンガーマネジメント講座で”変わる人”の条件
怒鳴った後、何時間も後悔したことはありませんか。
研修を受けても、また同じことを繰り返す自分に、うんざりしているかもしれません。
断言します。こうした自己成長を促す講座の効果を分けるのは、ぶっちゃけ講座の中身ではない。
22年間、怒りに怒りで返し続けてきた元公務員として、この違いを痛いほど知っています。
数えきれないほどの受講者を見てきて、その分かれ道がはっきり見えるようになりました。
この記事を読めば、10月開講の講座で変わる人と変わらない人の分かれ道がわかるはず。
部下や家族への怒りに、今も悩んでいるあなたに向けて書きました。
講座の効果を分けるのは、内容ではなく心構えだった
8月・9月開講の講座にも、毎回多くの方からお申込みをいただいています。
ありがたいことに、リピートで受講してくださる企業もあります。
ただ、正直にお伝えすると、同じ内容を受けても効果には差が出るのが実情。
変わる人と、変わらない人がいるというのが実感です。
分かれ道になるのは、自分のこととして取り組めるかどうか。
何とか変えたいと思う方は、変わります。
一方で、困っていない方や、なぜ自分が受けなければならないのかと感じている方は、思うような効果が出ない。
講座の内容は同じでも、受け取り方次第で結果はまったく違うものになる。
これは想像ではなく、これまで100名以上の受講者を見てきた実感です。
実際にあった話を、一つ紹介します。
同じ企業から受講した二人が、まったく違う結果になったことがあった。
一人は、部下の顔色の変化にすぐ気づいたのです。
もう一人は、内容をよく理解していたのに、これまでと同じやり方に戻ってしまいました。
違いを分けたのは、理解度でも記憶力でもない。
自分ごととして受け止めたかどうか、それだけです。
その差は、性格の良し悪しとも関係がありません。
怒りに怒りで返していた自分が、変われた理由
私自身、かつては怒りに怒りで返す人間でした。
子どもが怒ると、その怒りに反応してしまう。
行き場のない苛立ちは、妻にも向かっていました。
就職氷河期に働き始めた私は、人手不足のまま12年間ずっと最年少のまま、後輩もいない状態で現場を任されていたのです。
高い技術的な判断や成果は求められるのに、人としては軽く扱われている感覚が拭えなかった。
異動を願い出ても、何年も聞き入れられることはありませんでした。
体調を崩し産業医に相談した内容が、本人の知らないうちに部長へ伝わっていたこともあります。
ある日突然、休職を迫られました。
「命さえ取られなければ、すべて前向きに意味づけできる」という考え方は、この時期に培われたものです。
公務員として22年間働くなかで、燃え尽きてメンタルダウンした時期もあった。
そんな苦しい時期に、転機がありました。
友人がアンガーマネジメントを学び始めたと聞き、そういうものがあるのかと興味を持ったのです。
独学で本を読み、仙台の講座を自分で探して受講しました。
離職後は、大学に戻って心理学を学び、認定心理士の資格を取得しています。
ただし、学んだから自動的に変わったわけではありません。
- このままではまずいという強い危機感があったこと
- 変わりたいという自責的な動機が先にあったこと
- 学んだことを、実際の場面で実践し続けたこと
この3つが揃って、初めて仕組みが機能し始めました。
今では、企業や行政機関から研修のご依頼をいただいています。
かつて怒りに怒りで返していた人間が、感情の扱い方を人に伝える側に、今は立っている。
知識を得ることと、変わることの間には、意外と大きな距離があります。
自責的に取り組む人に起きていること
自責的な姿勢を持つ方の講座後の変化には、共通点がある。
まず、怒りが出た瞬間に気づく力が育ちます。
「今、自分は怒っている」と、その場で自覚できるようになるのです。
次に、怒りへの対処法を、場面ごとに使い分けられるようになります。
6秒待つだけでは足りない場面があることにも、気づき始める。
気づく力がつくと、怒りは消すものではなく、扱うものに変わります。
部下との関係も、少しずつ変わっていく。
頭ごなしに叱る前に、一呼吸置けるようになるからです。
結果として、話しかけやすい上司になっていく方が多いと感じます。
ある受講者は、怒りが込み上げた瞬間に、あえて一度その場を離れるようにしたそうです。
たった数十秒の間を置くだけで、口から出る言葉がまるで違ったといいます。
小さな行動の積み重ねが、周囲の見る目を変えていきました。
他責的な姿勢が、変化を止めてしまう理由
一方で、他責的な姿勢のまま講座を受けると、変化は起きにくくなります。
会社に言われたから、上司に勧められたからという動機だけでは、学びが自分ごとにならない。
知識としては理解できても、日常の場面で使おうという発想が生まれにくいのです。
これは能力の差ではありません。
姿勢の違いだけで、同じ講座から得られるものが変わってしまう。
姿勢を変えるのに、特別な才能はいりません。
もちろん、最初は他責的な気持ちで参加しても構いません。それもまた、変わるための入り口になります。
講座のなかで、自分にも関係があると感じ始める方も、実際にいます。
反対に、会社から強く勧められて参加した方の中には、最後まで前のめりになれない方もいる。
内容そのものは同じように受け取っているのに、日常で試そうとする場面が驚くほど少ない。
知識と行動の間にある溝は、意欲がなければ埋まりません。
「自分は変われるのか」がわからない人へ
ここまで読んで、自分がどちらのタイプか気になった方もいるはずです。
判断の基準は、シンプルだ。
今の状況を誰かのせいにしたい気持ちが強いか、それとも自分にできることを探したい気持ちが強いか。
どちらの気持ちも、同時にあって構いません。
大切なのは、比率がどちらに傾いているかだけです。
わずかでも変えたいという気持ちが上回っているなら、それで十分。
その差が、講座を受けた後の結果を大きく分けます。
無理に自分を追い込む必要はありません。
ただ、少しでも本気の部分があるなら、それを行動につなげてみてほしいのです。
たとえば、この記事を読んで耳が痛いと感じたなら、それは変わりたいという気持ちの表れだ。
耳が痛くない人は、そもそもこの記事を最後まで読んでいません。
まとめ
ここまでの内容を振り返ります。
- 講座の効果を分けるのは、内容ではなく受け手の心構え
- 自責的に取り組む人は、気づく力が育ち、行動が変わっていく
- 他責的な姿勢のままだと、知識が自分ごとにならない
- 変化のスピードを決めるのは、能力ではなく姿勢
同じ講座を受けても、結果はまったく違うものになります。
その違いを生むのは、才能でも環境でもありません。
分かれ道は、いつも自分の中にある。
姿勢を変えれば、結果も変わります。
次のステップ
むしろ、困り感の強さが、人生を変えます。
本気で何とかしたいと思っている方は、驚くほど早く変わるものです。
10月開講のアンガーマネジメント講座では、その本気度を行動に変える仕組みもお伝えします。
- 怒りが出た瞬間に気づく仕組み
- 場面ごとの具体的な対処法
- 自責的に取り組むための考え方の土台
内容を知るだけでなく、日常の場面で使えるところまで一緒に伴走します。
一人で抱え込む必要はありません。
同じように悩んできた仲間と一緒に、一歩ずつ進めていく講座です。
気になる方は、まずは詳細だけでも覗いてみてください。
詳しい日程はコチラからご確認ください。
この記事が、怒りとの付き合い方を見直すきっかけになれば嬉しいです。